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スターライトヒーリング・アカデミー

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大切な存在を失った悲しみを癒やす

動物が教えてくれる生と死と命
目次

悲しみを癒やす「グリーフケア」

動物が教えてくれる生と死と命

スターライトヒーリング®・アカデミー応用編の講座では、大切な人やペットちゃんを失った悲しみを癒やすグリーフケアについても学んでいただきます。

私たちが大きな喪失感──たとえば大切な人との別離、ペットロス、あるいは怪我や大病によって人生の可能性が奪われてしまったときなど──を味わうことは大きな痛みです。

そしてその痛みから回復するプロセスで、私たちはさまざまな感情を経験することになります。

アルフォンス・デーケン「悲嘆のプロセス12段階」

動物が教えてくれる生と死と命

ドイツの哲学者・司祭であるアルフォンス・デーケンは、人が喪失感の痛みを乗り越えるために12の段階があると提唱しています。

STEP
精神的打撃と麻痺

「頭が真っ白になる」状態です。本当のこととは思えない、何が起きているのかわからないといった心理。

自分を衝撃から守るための心理的防御であり自然な反応です。

STEP
否認

「何かのまちがいだ」「こんなことがあるはずがない」と、事実を受け入れることを拒否する心理状態です。

受け入れがたいことに対して「嘘であってくれ」と強く願います。

STEP
パニック

時間の経過と共に事実から目がそらせなくなると、自分の中でも収拾のつかない気持ちになります。

STEP
怒りと不当感

パニックがおさまるにつれ、問題が正確に見えてきます。

すると、「なぜ自分だけがこんな思いをするのか」と、やり場の無い怒りが出てきます。

STEP
敵意と恨み

同じ経験をしていない人たちに向けて、 嫉妬、羨望、敵意、恨みが出てきて、その感情を処理するのが難しいと感じる状態です。

「あんたたちに何がわかるの!」「知ったような口をきかないで!」といった気持ちです。

STEP
罪悪感

他者から自分に目が向くようになり、過去の行為を悔やんで自分を責めるようになります。

あのときああすればよかった、あんなことをしなければよかった、もっとできたことややってあげられたことがあったのではないか……と、自分を延々と責めてしまう心理状態です。

STEP
空想形成と幻想

空想の中で、悲しみが起きていないかのように思い込み、実生活でもそのように ふるまうことがあります。

はたから見ると現実逃避をしているように見えますが、これもまた、悲しみから立ち直るための一つのプロセスなのです。

STEP
孤独感と抑うつ感情

周囲と離れて「誰も私の気持ちをわかってくれない」という思いが強くなる状態です。

自然な心理的過程であり、周囲の援助が特に大切な時期と言えます。

STEP
精神的混乱と無欲・無関心

日常生活での目標を見失い、空虚な気持ちに支配される状態です。

興味があったはずのものが全く目に入らない、手につかない。何もかもがもうどうでもいいという思いが心を占めます。

周囲からの支援が必要な時期です。

STEP
あきらめから受容へ

ここから本格的な回復のプロセスに入ります。

「あきらめ」とは「明らかにする」、つまり勇気をもって現実と向き合うことです。

辛い現実に勇気を持って直面する努力が 始まります。

STEP
新しい希望・ユーモアと笑いの再発見

悲しみが起きる前に戻るのではなく、今の生活の中の新しい希望に気づいていくプロセスです。

STEP
立ち直りと新しいアイデンティティの誕生

新しい価値観や、その体験があったからこそのより成熟した人格を持つ者として生まれ変わります。

急いで立ち直らなくていい

動物が教えてくれる生と死と命

こうした知識を踏まえて、ヒーラーである私たちは、ヒーリングの受け手がどんな感情体験をしていようとも中立を保ってセッションを行います。

「早く最終段階まで進んで元気になったほうがいいよ」

などとアドバイスすることはしません。ヒーリングの受け手の内側で起きていることを尊重し、ただついて行くのです。

そして興味深いのは、ヒーリングを受けてくださる方が特別な場所で出会う、すでに天国の旅だった大切な人たちは、なぜか最期の姿よりも若干若返った姿で現れることが多いということです!

そして地上の私たちの心配や心残り、気がかりなどまったく気にかけてはおらず、のびのびと明るく軽やかに「天国ライフ」を満喫しているらしいということです。

また、動物たちも、とてもあっけらかんとしていて、肉体が活動を終えることは単に状態というか、次の段階へ移行することだと理解しているかのようです。

「あの世はどうやら、よほど居心地が良い場所らしい。その証拠に、向こうへ行った人は誰一人帰ってきやしない」

というジョークがありますが、あながち、ほんとうにそうなのかも!? なんて思います。

動物たちからも、命について学ぶことは多いですね。

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