「なぜいつも不安を手放すことができないんだろう?」
「この劣等感、いったいどうしたら消せるんだろう?」
「どうして環境や人間関係が変わっても、孤独感を抱え続けてしまうんだろう?」
こんなふうに思ったことはありませんか?
それはもしかすると、バーストラウマを癒やすことで驚くほど解消されるかもしれません。
バーストラウマとは

バーストラウマとは、フロイトの弟子であるオットー・ランク(Otto Rank)というオーストリアの精神分析家によって提唱されたものです。
出生時心的外傷とも呼ばれ、出生そのものが心の傷になっていることをランクは発見しました。
安全で守られた子宮の中から出る際に、窒息、仮死、恐怖を体験したことが生まれながらの心の傷となり、それが人格やのちの人生に影響するという考えです。
驚くべき事に、1987年に臨床試験で証明されるまで、多くの専門家が赤ちゃんは痛みを感じないと考えていたのです。
そのため、胎内から生まれるという環境の激変に加えて、出産の時に吸引されたり、鉗子で頭を掴まれたり、タオルで強く体をこすられたり、冷たい体重計に乗せられたり、お母さんと引き離されて新生児室へ連れて行かれたり……といった痛みが赤ちゃんに及ぼす影響について、長年あまりにも考慮されずにいたかもしれません。
出生そのものがトラウマになる?

トラウマが形成されるには、4つの要素があると言われています。
その4つは「UDIN」と言われるもので、次の4つの言葉の頭文字です。
- Unexpected…予測していなかった
- Dramatic…劇的だった
- Isolated…一人で対処しなければならなかった
- No strategy…解決策がなかった
そしてこれら4つの要素は、赤ちゃんの誕生にもそのまま当てはまるものと言えます。
つまり出生自体がトラウマ的な体験となっていても不思議ではありません。
出生だけでなく胎内記憶もトラウマに!?

また、赤ちゃんの記憶でその後の生きづらさを生むものは、出生前後のプロセスだけではありません。
子宮の中で過ごすおよそ40週の間、赤ちゃんは文字通りお母さんと「一体」になっています。
そのため、お母さんが感じている不安や悲しみなどを、我がこととして受け止めている可能性があります。
スターライトヒーリングで胎内記憶にアクセスすると、クライアントさんは胎児期に心の底から
「お母さんを助けたい」
と強烈に願っていたことがわかります。
これは、ファミリーコンステレーションというセラピーでも、下の世代は上の世代の痛みや無念などを我が身を犠牲にしてでも晴らしてあげようと、魂のレベルで決意をして生まれてくると考えられていますが、それにとても通ずるものがあります。
子供はほんとうに純粋な愛をもった存在で、
「お母さんが幸せになるためなら、わたしは喜んで自分の命を捧げる」
とさえ、無意識下で思っているのです。
バーストラウマを癒やす方法

バーストラウマを癒やす方法は、スターライトヒーリング®の「リバーシング」と呼ばれる手法です。
このヒーリングを受ける方は、胎内記憶や出生時の記憶を一切覚えていなかったとしても問題はありません。
私たちの顕在意識では忘れていても、潜在意識にはちゃんとその記憶が残っているからです。
そしてだからこそ、それらの記憶が生きづらさを生み出すこともあるわけです。
スターライトヒーリングでは潜在意識を開き、感情を肉体とエネルギーレベルの両方で解放しながら胎児の記憶にアクセスするので、クライアントは辛さや苦しさを再体験する必要がありません。
さらにバーストラウマの癒やしは、ファミリーカルマを癒やすこと、つまり両親や、それよりも上の世代、ご先祖様への癒しも連鎖して起きることが多々あります。
このヒーリングを受ける方は、もしかするとご自身の生きづらさだけでなく、ご先祖様をも癒やすお役目があった方かもしれないですね。
